サラちゃんたくさんの思い出をありがとう
奈良市でペットシッターをしています、ガジュマルSitterの辻井です。
12月2日我が家の18歳の愛犬、サラちゃんが亡くなりました。そして本日12月4日火葬をして頂きました。お問い合わせを頂いた方々に返信が遅くなっている旨、お詫び申し上げます。
TikTokではたくさんのサラちゃんファンがいて下さり、たくさん温かいコメントや励ましを頂いたことをお礼申し上げます。
腕の中で看取ってあげることはできませんでした。
しかしながら、サラちゃんにとっては私が泣く顔を見たくなかったのかもしれません。
亡くなるその日の朝9時前まで、外でおしっこ、うんちをしてくれていたサラちゃん。最後の最後まで気丈に頑張ってくれたこと、最後の3日間はあまりドックフードは食べずでしたが、さつまいも・かぼちゃ・大根・にんじん・うずら卵は喜んで食べてくれたこと、本当に感謝しかありません。
いつも『いってらっしゃい』と見てくれていたサラちゃん。帰ると1番にサラちゃんの生死を確認していた私。
亡くなった日は大好きなこたつで亡くなっていました。
ぐったりして亡くなっているサラちゃんを発見し、声を出して、大の大人が泣き叫んでしまいました。『いつか来る』とわかっていた別れが、こんなにも辛く、抱えきれないものだったとは思いませんでした。
今年のサラちゃんは毛包虫症になり毛が抜けて、見るのも辛い姿になりましたが、毛がふわふわと生えて、美人な顔になってくれたこと、本当によかったです。
毎日のお散歩では少しずつ今年歩けなくなったサラちゃん。1月に膀胱炎・関節炎になり、2月から外に出ても歩こうとする日が少なくなりました。3月はほとんど歩けなくて、でも調子の良い日は50メートルぐらい歩いて…。痛み止めの薬を飲んではぐったりして立てなくなるほどでした。歩けない日は毎日抱っこしてみんなとお散歩に行っていました。
そんなサラちゃんと本当の『別れ』を感じ始めたのは3月です。去年の3月や4月ももしかすると今年が最後の桜かも…と感じていたのですが、なんとか年末まで持ち堪えてくれたので、少し安心していました。本格的な『別れ』を感じ始めつつ、今年の4月の桜が見れるかな?と心配していたサラちゃん。
なんとか桜を見ることができました。
この桜の季節を機に、毎月毎月が目標となりました。
そんなサラちゃんと体力がまだ少しあるうちに連れて行ってあげたい!と行ったのが海。
海に着いた瞬間本当に嬉しそうにしていたサラちゃん。あまり私とのツーショットは撮れないですが、この日は撮りました。
本当に嬉しそうな顔でした。
そしてこの約1ヶ月後サラちゃんはまた倒れました。その時にもうダメかもしれない…と思ったのが7月24日です。
腎不全とのことで、痙攣を起こしてしまいました。7月あたりは、サラちゃんの徘徊もありました。また腎不全とのことで、この日から毎日亡くなる前日まで最低1日200ccを頑張って飲んでいました。水分をしっかりと摂ることで、徘徊は落ち着き、穏やかに過ごしてくれていました。しかし一方で、徘徊が落ち着いた分怪我の心配は減りましたが、足の筋力は少しずつ衰え始めていました。
そんな7月24日からもう余命は少ないのかもしれない…と第2の思い出作りとして花火をしたり、燈花会に行きました。
たくさんの思い出作りに励んだ1年。
寒くなってきた季節のサラのお楽しみの時間は、私との布団の時間。抱きしめながらお互いに温もりを感じる大切な時間。本当にこの時間がサラは大好きでした。
今日火葬させて頂く朝まで、亡きサラを抱きしめさせて頂きました。不謹慎と思われるかもしれませんが、悔いのない時間を過ごさせて頂きました。
本当に最後の最後まで可愛い姿で、私のことを見つめてくれたサラちゃん。ママ大好きなサラちゃん。
たくさんの笑いと癒しをくれたサラちゃん。
そんなサラちゃんに私が1番感じて欲しかったこと。
『愛されているということ』『生きてていいということ』『温かい部屋にいていいということ』『ふかふかの布団で寝ていいということ』『涼しい部屋にいていいということ』『笑いのある中にいてほしいこと』
当たり前の生活は保護する前にはなかったので、当たり前の生活を送ってほしかったのです。
決して綺麗なお家でもなく、高価なご飯も食べたことはありませんでしたが、サラちゃんは毎日幸せそうにしていました。
最後はたくさんのお花に囲まれて、華やかに送り出してあげました。
18年、よく頑張りましたね!ママもサラちゃんと過ごした10年幸せでした。
サラちゃん、バイバイ…いってらっしゃい。またね…。
いつかサラちゃんとまた会えることを祈って…。
10年分の思いを込めて。サラちゃんありがとう。