奈良市チワワのひまわりちゃん
奈良市でペットシッターをしております、ガジュマルSitterの辻井です。
今回のご依頼はチワワのひまわりちゃんです🌻
ひまわりちゃんは、少し人が苦手な子です。そこにはひまわりちゃんの過去が少し関係しているようです。
ご家族様からお聞きしたところ、ひまわりちゃんは一度ペットショップからある方のところに飼われたそうなのですが、またペットショップに戻ってきたそうです。そんなひまわりちゃんを心温かに迎え入れられたのが今回のご依頼主様です☺️
ひまわりちゃんはチワワの犬ですが、どちらかというと『猫』に似ています。
自分のテリトリーの中に自分の心を許す者だけOK!という子なので、べたべた触ろうもんなら『うう…』と怒ります。なので、距離を少しずつ取りながら向き合いました。
何があったのかはわかりませんが、恐らくなにかトラウマのようなことがあったんでしょうね…
今のご家族様に出会うまでに、何かトラウマのようなことがあったのだと思います。その消えない傷というのか、トラウマの中でひまわりちゃんは必死に自分を守ろうと怒ってしまうのです。それは、ひまわりちゃんが悪いわけでもありません。防衛本能です。
そんなひまわりちゃんも、ご家族の方には心を開いています。それはひまわりちゃんが唯一見つけた光✨です。
ひまわりちゃんは外よりも家の中が大好きなインドア派です!
今回は1人でのお留守番でしたが、のんびりと自分のペースで過ごしてくれていました。14歳なのでシニア犬のひまわりちゃんですが、顔は子犬のような顔をしています☺️
少しずつ距離を取りながらのケアでしたが、可愛いお顔を見せてくれてありがとう☺️
今回は『トラウマ』について考えさせられたケアでした。我が家のサラちゃんとモアくんも元々は保護で来た犬ですが、保護する前の環境は、人が生きるか殺されるか…の環境で、絶えず暴力が目の前で起こる環境でした。その影響でサラちゃんもまだ元気な時には、私が娘に怒る声を聞くとよく鳴き叫んでいました。
そしてサラちゃんたちは、サラちゃんたちのことを1番可愛がってくれていた方との突然の別れを経験しています。最後に会えたのは、お骨になられた後でした。あの時が1番サラにとっては堪えたトラウマです。
そんな時に、大好きだったお姉ちゃんに似た私が現れて、お姉ちゃんと記憶を重ねていたのではないか?と思うのです。そんな過去のトラウマを抱えたサラちゃんやモアくんも、過去のトラウマを克服できたのか?はわかりませんが、1つ言えることは、保護する前はきつい顔をしていましたが、今は本当に穏やかな顔をしています。当時は、目の前で、人が生きるか殺されるかという日々の中で、吠えて鳴き、自分を守る為に必死だったと思います。
今回のひまわりちゃんも、まだどこかで癒えない傷があっても、表情はすごく穏やかです。それは紛れもなく、ご家族様の日々の愛情で雪解けした証です✨少しずつひまわりちゃんのペースで、心の傷が癒えることを願っています。
今回はご依頼頂きありがとうございました☘️