奈良市扁平上皮癌と闘うジジくん
奈良市でペットシッターをしております、ガジュマルSitterの辻井です。
今回のご依頼は扁平上皮癌末期の猫のジジくんです。
ジジくんは保護猫で飼い主さんと出会って15年、今を懸命に生きています。
口からの出血があるので、そのペットシーツを交換させて頂くのが今回の私の第一の任務です。
もちろんそれだけでは終わらず、ジジくんと向き合います。
痛みもある中で、懸命に頑張るジジくん。
ジジくんの表情、仕草を確認しつつ、ジジくんの気持ちを汲み取りながらマッサージや『安楽』を見つけます。
私の介護や看取りの依頼では、安全に…そして好きな物に囲まれた『安楽』を目指します。
その子その子にとって1番好きな場所、1番楽な姿勢を表情や仕草を見ながらその子にとってのベスト姿勢を目指します。
ジジくんはこたつが大好きで毛布が大好きとのこと。
今入らせて頂いて3日目ですが、訪問時間中は顔まわりのペットシーツを取り、大好きな毛布に顔を置いてリラックスしてもらえるようにしました。
大好きな毛布の感触を感じながら、少しでもゆっくりリラックスしてほしい。
痛みもある為、なかなかぐっすり眠ることが出来ないジジくんに、マッサージもします。
たまにゴホゴホとなった時は背中をさすり、ゴホゴホした時は鼻も詰まってしまう為、鼻詰まりのツボもマッサージ…そしてリラックスのツボもマッサージします。
少しウトウト…としてくれたジジくん。
口まわりもできるだけ綺麗に拭かせて頂きます。
ジジくん、いいお母さんと出会ってよかったね…。頑張ってるよ!
ジジくんの生きた証をしっかりと残すのが私の使命です。
まさかジジくんも、自分がブログで掲載されるなんて思ってもみなかったよね!
帰りにはペットシーツを巻かせて頂きましたが、ふわふわしたものを手の上に乗せて、少しでもふわふわを感じながら枕にもできるようにしてあげました。
癌と懸命に闘うジジくんに真摯に向き合い続けます。
これからもジジくんの『安楽』を1番に考えつつ、向き合い続けます。
ジジくん、今日も懸命に生き抜いてくれてありがとう。