涙のお別れ〜チャーちゃんとの36日間〜
奈良市でペットシッターをしているガジュマルSitterの辻井です。
今回猫のチャーちゃんが東京に行くことになり、本日で最後のケアとなりました。
初めは「シャー!」と怒っていたチャーちゃん。仲良くなろうと話しかけ、心を開いてくれてからべったりな関係でした。息子様が来られる日はお休みでしたが、休み明けに行くと拗ねていたり、ここまで猫も懐くんだなあ…としみじみ思いました。
チャーちゃんには猫を教わり、動物と心と心を通わせる難しさも改めて教えてもらいました。
思い出がたくさんで、到着すると車の音で「来た!」とわかり、玄関までお迎えに、トイレ掃除の時も見守り兼監督として隣にいてくれたチャーちゃん。「帰るよ」というと一緒に部屋から出てお見送りをしたあと2階へ帰っていく毎日。
そんなケアの毎日が本当に愛おしかったです。
夜になると、今頃チャーちゃんは何をしているのだろう?と心配もしました。
1日の中で決して長くはない40分という時間。その40分がチャーちゃんにとって1日の中で1番安心して、甘えられる、かけがえのない時間に変わったこと、切なくなる気持ちもありますが、本当に良かったと思います。
お別れはさみしいですが、チャーちゃんがひとりぼっちにならない、思い切り甘えられる環境に行くことが幸せだと感じました。
そしてチャーちゃんをきっかけに、高齢の方の動物との生活の中には、シェルターという場所が必要だと強く感じました。
色々なことを教えてくれたチャーちゃん、本当にありがとう。元気でいてね!また近況報告を待とうと思います。