18歳サラちゃんへの想い
奈良市でペットシッターをしています、ガジュマルSitterの辻井です。
11月も終わりになり、今年もあと約1ヶ月ちょっととなりました。
まずは…購入致しました‼️
私にとっては今回嬉しいニュースでした❗️娘とははとこになる子ですが、やはり写真などを見ていると、どこかしら娘とも目が似ていたり、おばあちゃんの面影が残っていたり…。1番喜んでいるのはお墓にいるおばあちゃんじゃないでしょうか?ひ孫が本を出したことに『メケメケまんかんや〜』『わっしょいわっしょい!』と満面の笑みで喜んでいるはずです☺️
そして今回は我が家の18歳サラちゃんへの想いを書かせて頂きます。
サラちゃん、本日病院へ行き、毛包虫症の経過はよく、もう通院はしなくてもいいとのことでした。
ただ、歳も歳なので、お薬だけはぶり返さないように飲んでおきましょうか…とのことで、今回お薬は頂きました。
人間でいうと90〜100歳の大台に乗るサラちゃん。
ただ免疫力はやはり歳のこともあり難しいですね…。やっぱり先生に言われたのは、体調に合わせて、食べたいものを優先に食べる。ん〜そうですよね。でも先生もおっしゃってました。もう平均寿命もとっくに越えていますからね〜…人間と同じで内臓も少しずつは弱ってくるし、うんちの状態を見ながら、水分と食べれるものを食べれる時に…とのことでした。腎臓のことなどを毎日考えながら工夫はしていますが、やはりサラちゃんの体調にオロオロする時もあります。
そして最近サラちゃんは後ろ足が滑るようになった為、今回滑り止めの靴下などを購入致しました。
病院の先生もこんなのあるんですね!とおっしゃってました☺️暖かそうでいいですね!とのことでした!
この靴下を履くと、滑りにくいようで、ズルズル足が開くことなく立つことができています。
足裏だけでなく、上にも滑りどめがあるのがいいです⭐️
そんなサラちゃんですが、今回の治療の経過など、先生の学会での発表?などで報告などさせて頂いてもいいですか?とのことだったので、同じように困っているワンちゃん達のお役に立つことができれば嬉しいですと快諾させて頂きました。
サラちゃんとの出会いはもう12年前くらいです。サラちゃんのいたところでは殴り合いや怒鳴り合いが絶えず、ちょっとした多頭飼育崩壊の状態だったので、床の上は排泄物の絨毯になっていました。
夏の冷房はなく、冬の暖房はなく、いつも外にほっぽり出されていたサラちゃんとモアちゃん。可愛がってくれていた娘さんとのお別れもあり、どん底にいた子でした。
そんなサラちゃんとモアちゃんのところに週3回訪問介護のお仕事で通っていたのが私です。
いつも行くと喜んでくれて、帰る時はいつも寂しそうにしていた2匹。
そんなサラちゃんに私は『笑い』や『温かさ』『ぬくもり』『優しさ』を感じて欲しかった…。7年間悲しい・辛い思いをして暮らしてきたサラちゃんに、同じ年月分は『楽しい』『あったかい』と感じて欲しいと願いながら過ごして来ました。その目標の7年はとっくに過ぎて、もう一緒に暮らし始めて10年です。
コタツに入ってあったかい…と寝ていたり、お出かけして楽しそうにしていたり、本当にサラちゃんは幸せを噛み締めていると思います。まさかこんなに長生きできるとは…‼️と本人もびっくりしているんだろうと思います。
そんなサラちゃんにとって、ここまで頑張ってくれているのは、ある意味私への『償い』と感じる時があります。
約10年前に、サラちゃんは私が飼っていた愛犬トイ・プードルのハナちゃんという子を、私が家を空けている間に殺めてしまったことがありました。その時の管理状態は当時の私のミス、過ちです。ママっ子で若かったハナちゃんを殺め、その日から私がペットロス状態に約1年なりました。今でもその1年間はあまり記憶がありません。そしてその1年間、私はサラちゃんを責めてしまったり…引き取ったことを後悔したり…でも放っておけなかった…と悶々と悩み、サラちゃんやチロくんとも向き合えない日々が続きました。そのあとハナちゃんの納骨と共に、2匹を抱きしめて1年間向き合えなくてごめんね…と謝り、シャンプーしたのを今でも覚えています。その1年間は私にとって娘を突然失った喪失感と、ぽっかりと空いてしまった日々で、向き合えなかったのは本当に今となっては後悔しかありません。
でもそんなあまり記憶のない1年の中でも、チロくんとサラちゃんは変わらずに私の隣にいてくれて、いつも私の横で寝ていたハナちゃんの代わりをサラちゃんがしてくれていました。
そんなことがあり、サラちゃんはどこかでハナちゃん・私への償いとして、ハナちゃんの代わりを今でもしてくれているように思う時があります。
こうしてブログを書いていると、お互いに支え・支えられつつの関係が私とサラちゃんの中にあるんですね…。
そして今、サラちゃんの介護の日々がまたお客様へのサービスの提供としてお役に立てていることも、本当にありがたいな…と思います。
紆余曲折の日々の中で、私なりのサラちゃんへの恩返しをしています。ブログを書きながら涙が出ますが、1日1日サラちゃんの体温を感じながら朝起きて、『今日も生きてくれている』と感じるとともに、『できること』を精一杯してあげようと思います。
サラちゃんにとっての『家族の温かさ』を感じてほしいと願っています。