0322:新たな挑戦と初めての経験

奈良市でペットシッターをしております、ガジュマルSitterの辻井です。

去年ちらっとブログでもお伝えいたしました、安倍元銃撃事件の裁判は今月21日判決となります。

今回の裁判をはじめからまとめさせて頂く中で、さまざまなご縁があり、今回の裁判に関わらせて頂くことになり、関わっております。

今年年明けより、浅野健一さん著書『安倍晋三元首相銃撃犯・山上徹也さん裁判傍聴記』の編集にも携わらせて頂き、先日一旦原稿を納めさせて頂きました。深く今回の事件と向き合わさせて頂いております。

みなさんの中でも、今回の事件に関しては賛否があることは、重々承知の上でございますが、編集をする中で、彼は何を思いながらこの社会に生きてきたのか…何が彼をあそこまで因子として突き動かしたのか…色々な角度で多角的に彼を判断していただけるとありがたいと感じています。

マスコミの一部の報道や、1つの側面だけを見ると『凶悪』『かわいそう』となる事件でありながら、銃製作の中で彼が感じていたこと、山上さんの気持ちに触れていただく中で、全てを俯瞰して感じた上で、私は山上徹也さんを判断していただく一冊になればと、編集させて頂きました。

私がここまで、なぜ山上さんに興味を持ち、惹かれたのか…編集をしながら私は30年前に起きた我が家の事件を振り返り、今も昇華されない被害者家族として山上さんと自身を重ねていたことに気づき、彼の思いが痛いほどわかり涙し、辛い時間ではありましたが、彼がここまで凶行に走ってしまったことも理解しています。

そんな私だからこそ、本の編集をする意味があると捉え、真摯に向き合わさせて頂きました。

また本の出版日などが分かれば、ここでお伝えさせていただきます。

判決の日は、1日私もバタバタとさせて頂き、裁判傍聴されたジャーナリストの方はじめ関係者の方々との集まりの司会をさせて頂く関係上、当日はお問合せや連絡が遅れしまうしまうことご了承ください。

被害者家族としての経験を踏まえながら、考えることは、『審判をいただくこと』ということはある意味でありがたく、被害者にとっても加害者にとってもひとつの区切りになることと考えています。私達家族はその審判を受けられなかったからこそ、今も苦しみ続けている立場だからです。だからこそ、公正な判断の上、長すぎず短すぎない量刑になることを心から願っています。その中で、希薄ともいえる現代社会に生きる人々がどうあるべきなのか…お一人お一人ご自身に問いて頂きたく思います。

それがある意味で今回の最大のテーマともいえる部分です。

許せないという方もいるでしょう…可哀想という人もいるでしょう…さまざまな心情が飛び交う中で、どこに折り合いをつけるのか…こんな事件をもう2度と起こさないために、私たちは人との関わりにおいてどうあるべきなのか…私は今も考え続けています。

そして、我が家にいたサラちゃんや今もいるモアくんは殺人事件のあった家から保護した子です。どれだけサラちゃんモアくんが傷ついてきたのかと思うと今でも胸が痛みます。しかし、サラちゃんモアくんを通して確信していることは、人も動物も『関わる環境によって変わる』ということです。

なので、今回の山上さんも『関わる環境』が整えば、しっかり更生できると信じています。

『巨悪あり。法これを裁けず。世の捨て石となる覚悟と信念を持ってこれを記す』彼が残していた言葉です。何を思い、今回の事件を起こしたのか…。山上徹也さんの本来の人柄、人生を事件と共に語る一冊になるよう、出版まで責任を持って真摯に取り組み関わらせて頂きます。そして店頭に並ぶ日を見届けたい所存であります。

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