QBハウスと刑務作業品
奈良市でペットシッターをしていますガジュマルSitterの辻井です。
秋の気配を感じつつ、9月の終わりを感じている私です。9月たくさんのお客様のおかげでやりがいを感じたひと月でした。本当に1日1日の積み重ねではありますが、皆様に感謝しております。
10月もご予約がありありがたい今日この頃です。
そんな今日は空きができたので髪の毛のカットへ行ってきました✂︎
私の行きつけのお店QBハウスへ…QBハウスはカットだけで1350円でしてくれるところです。私の髪の毛はいつも同じ方がもう5年以上?切ってくれています。おじ様が多い店内の中、女性1人並んでいることはざらです(笑)でも最近は女性の方もちらほらいます😊
安い!だけではなく、お馴染みの方に切ってもらい、話をすることが心が落ち着くので、これからもきっと私はQBハウスへ行きますし、もしも今担当してくださっている方が異動したら、そこまで行くと思います。それぐらい安心してお任せしています。
そんなQBハウスへ約3ヶ月ぶりに行き、エネルギーを補充させて頂きました☺️✨
そして先日ふらっと立ち寄ったところで刑務作業品が販売されていました⭐️
私の大好きな『丸獄シリーズ』です✨
奈良少年刑務所が健在していた頃、毎年矯正展に行かせて頂いていたのですが、なくなってからは行くことがなくなり、なかなか大阪・京都まで行けず、今年こそは行きたい!!と思っているものの、仕事が入れば行けないなあ…ということで、大好きな丸獄シリーズの小物入れと名刺入れを購入しました。
渋いですよね〜…巾着など以前購入したものも愛用させて頂いております。
鞄が欲しかったのですが、『これ!!』といった鞄が今回なく、矯正展に行けば種類豊富なんですね…ボタンを開けると裏地が可愛いんですよ…
ボタンも『獄』と書いています☺️✨もちろん受刑者の方々の手作りでございます。
奈良少年刑務所は明治五大監獄の1つで本当に歴史を感じる綺麗な建物です。明治時代に建てられ、監守が立つ監視所を中心に収容棟が放射線状に伸びた建物内は圧巻の雰囲気です。
みなさんは刑務作業品と聞くとどんなイメージを持たれるのか?とは思いますが、私は真摯に罪と向き合い、ご自身と向き合われていると思っています。
拘置所は刑が確定していない、裁判が終わられていない方が入られ、刑務作業などはありません。しかし刑が確定した方が行うのが刑務作業。色々な方がいるとは思いますが、更生に向けて、『孤独』やご自身の『弱さ』と向き合いながら社会復帰を目指し頑張られているところでもあります。犯罪の多くは『孤独』から生まれます。社会からの孤立、家族間での孤独、友人間での孤独・孤立…誰か1人でも自分の理解者がいることで、人は良くも悪くもなるものだな…と感じるのです。あとは意外にも軽度知的障害の方が約3%ということも実態としてあります。それは福祉が行き届かなかった少し悲しい現実でもあります。
でも障害がある・ないに関わらず、『愛』は偉大な力があると私は思うのです。人は誰か1人でも自分のことを応援してもらったり、理解してもらえることで、強くもなれるし、間違った道へは行かないのではないかと思います。
私の長い人生において、いつか更生にも携わりたいとの思いがあります。それがどういうカタチで実現するのかは分かりませんが、いつか年齢を重ねた時に携わることができれば嬉しいです☺️