生駒郡もみじちゃん癌が発覚・闘病頑張っています!
奈良市でペットシッターをしております、ガジュマルSitterの辻井です。
今回は定期訪問させていただいております、猫のもみじちゃんの近況報告です。
もみじちゃん、日に日に状態が変化しており、今月で入り出してから1ヶ月が経ちました。
この1ヶ月の中で、顔の目の上に腫瘍があり、癌であることと、右の腎臓がテニスボールくらい肥大している状態となり、もみじちゃん痛みと闘っております。
皆様にも何か変だな?と思われましたら、動物病院に行かれることをおすすめいたします。
猫は痛みを我慢する・見せない動物です。気づいた時には病状が進行していることがあります。
以下のようなケースがないか普段の様子を見てあげてください。
⚫︎ご飯を食べなくなった
⚫︎隠れるようになった
⚫︎粗相をするようになった
⚫︎グルーミングをよくするようになった・またはしなくなった
⚫︎高いところに登ったり、ジャンプをしなくなった
もみじちゃん、強制給餌の方は続いておりますが、痛みの方も増加しており、先日2回は訪問するも触られることに対して『怒り』を出すようになりました。
近づこうもんなら、シャーでは終わらず、猫パンチも出ます。
今回訪問させていただいた際に、大きいタオルケットを使わせて頂き、捕獲・給餌をすることができました❗️

左頬のあたりが腫れているのですが、わかりますでしょうか?耳が完全に倒れて『嫌悪感丸出し状態』のもみじちゃん。
ここ最近、痛みからか初回の穏やかさはなくなってしまい、嫌われたのかな?と少し私も凹みましたが、嫌うなら初日の日から受け入れてくれなかったはずです。
この攻撃性がちょうど目の上の腫れがひどくなりだした頃と一致しており、やはり『痛みからの攻撃』であると推測しております。
給餌できなった日1日目はバスタオルしかなく、バスタオルだと全身を包み込むことができないため断念。2回目は飼い主様にお聞きし許可を頂き大きいタオルケットを使わせていただきました。が、窓にひっつくもみじちゃんと格闘の末、うまく包み込むことができず…1人猛反省の夜でした。
今回3回目のチャレンジです!

わかりますでしょうか?右側を下にしている体勢です。右側の腎臓に腫れがあり、常に右側を下にして寝そべります。

給餌場所のテーブルには乗せることができましたが、このままだと手が出て危険なため、前足から体を包み込みケープをつけます。ケープは強制給餌のごはんが毛に付着するのを防止するためです。

ここまで来ると、もみじちゃん触らせてくれました。もう触ることができないのかな?と思っていたもみじちゃん。触らせてくれてありがとう。
本来であればそっとしておいてあげたいのですが、今のもみじちゃんにとって強制給餌は命綱になっているので、頑張って飲んでいただきます!

飲むことも本来は辛いと思います。少しずつ少しずつ飲んでいただきます。

飲み込むまで、ずっと頭をなでなで…大丈夫だよ?もみじちゃんに攻撃したりしないよ?
今回もみじちゃん40cc飲むことが出来ました!
私自身、前回を含む2回が飼い主様に本当に申し訳なく、プロとして経験を上げるためにも今回のケアは山場となっており、乗り越えた分だけ、飼い主様や飼い主様と同じような方々を助けてあげたい…是が非でも乗り越えたい局面でした。
今回無事に乗り越えることが出来、本当に嬉しかったです。

もみじちゃんも頑張ってくれたこと、感謝です。ありがとう🙏
動物が好き!だけではやはりこの仕事はできません。
動物の命と向き合い、家族様の思いも背負う中で、自分にできることを精一杯し思いをこれからも届けさせていただきます。
皆様の飼育されているペットがどのような状態になっても、最後までしっかり生きた証を見届けてあげてください。
皆様のために、どんなことも乗り越えていく覚悟を持ちながら、皆様にあった価値提供ができるよう、どんなことも経験と受け止めこれからも精進して参ります。
もみじちゃん、また来週も頑張ろうね‼️